2011年7月 のアーカイブ

アメリカズカップ委員会のホームページが完成

2011年7月21日 木曜日

アメリカズカップ委員会HPのトップ

 

JSAFアメリカズカップ委員会はこれまで地道な情報収集を行っていましたが、ユース・アメリカズカップなど新しい動きが出てきたこともあり、広く情報を公開し、若い世代のセーラーにもアメリカズカップに関心を持ってもらう目的でホームページをオープンしました。

アジアから韓国、中国が挑戦を表明した次回のアメリカズカップ。

このまま、日本が何もしないで見ているだけでいいのかという「アセリ」にも似た気持ちがありますが、そこをぐっと抑えつつ、高速カタマラン艇とハードセールが採用され、これまでとは様変わりしたレースの基本情報を抑えつつ、もう一度アメリカズカップに挑戦する夢を追いかけたいと思います。

Facebookとも連動させて、新しい形のホームページになっています。是非、チェックしてみてください。

JSAFアメリカズカップ委員会
http://www.jsaf.or.jp/ac/index.html

420級元津大地・日野勇輝組
ユースワールドで銀メダルを獲得

2011年7月16日 土曜日

最終日会心の走りを見せトップフィニッシュした元津大地・日野勇輝組

 

日本の元津大地・日野勇輝組(佐賀県立唐津西高等学校3年 ・玄海セーリングクラブ・17歳)U-19世代の「ISAF ユースセーリングワールド」(クロアチア・ザダル)で男子420級総合2位(35カ国・35艇)に入り、大会史上日本選手2度目となる銀メダルを獲得しました。

優勝はスペイン、3位はオーストラリアでした。

元津・日野組は国際大会での経験を積み、昨シーズンから実力を発揮、代表選考会でも圧倒的スコアで優勝を飾りました。

今大会でも当初から3位以内を目標とし、全11レース中2回のトップを含めた5回のシングル順位を取り、世界の強豪国チームを相手に一歩も引かない戦いぶりを見せました。今回の銀メダル獲得により次代の日本セーリング界を担う「期待の星」に躍り出ました。

なお、この大会には日本から5種目に7名の代表選手がエントリーしました。その中で最も期待されていたレーザーラジアル級女子の土居愛実(神奈川横浜・山手学院高等学校3年)は2点差で惜しくも銅メダルを逃す4位入賞でした。(JSAFオリンピック特別委員会)

JSAFジュニアユース育成強化委員会大会レポート
http://jsaf-osc.jp/Junior-Youth/JY-04/jy04_18.html

世界選手権成績表
http://www.isafyouthworlds.com/editions/2011/results-2011.php

世界に挑戦し獲得した2位のメダル

スター級ヨーロッパ選手権 鈴木國央・和田大地組 初の3位!

2011年7月8日 金曜日

表彰台に立つ鈴木選手(左から2人目)と和田選手(左端)

 

7月2日から北欧・フィンランドのヘルシンキで開催さている五輪クラス合同ヨーロッパ選手権大会「Open Europeans Helsinki2011」のスター級ヨーロッパ選手権は(13ヵ国・31艇エントリー)は7日、大会最終日を迎え、JSAFナショナルチームの鈴木國央(すずきくにお 34歳 和歌山セーリングクラブ)・和田大地(わだだいち 36歳 日吉染業)組が総合3位となりました。    

日本人スター級選手として主要国際大会での表彰台は初めてです。

なお、優勝はスペイン、2位はギリシア。

スター級は全長6.9mの2人乗り大型競技用ヨットとして欧米で人気があり、五輪種目として長い歴史を誇るとともに、世界の巨漢コンビのスーパースター選手たちが乗り込むことでも知られています。

鈴木組は2008年北京五輪の出場権を逃し、来るべき2012年ロンドン五輪のスター級出場枠(英国を含む16カ国)獲得を目指し、本年5月以来、欧州遠征を続けています。今大会後帰国し、活動ベースの和歌山にて国内強化活動を継続、五輪予選となる本年12月の世界選手権(豪州・パース)に出場します。(JSAF オリンピック特別委員会)

大会サイト  http://www.openeuropeans2011.com/eventsites/default_euros.asp?eventid=65354
JSAF オリンピック特別委員会 http://jsaf-osc.jp/
ヨーロッパ選手権レポート  http://jsaf-osc.jp/cn03/pg03_52.html

勝った笑顔が素晴らしい鈴木選手(右)と和田選手