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日本初の本格的な試み
「セーリングヨットと帆走性能」シンポジウムが開催

2010年9月4日 土曜日

シンポジウムの1シーン

「セーリングヨットと帆走性能」シンポジウム(セーリングヨット研究会主催)が、8月28日(土)、東京大学山上会館において開催されました。

我が国で初めてのセーリングヨットに関する本格的なシンポジウムであり、全国から100名以上の参加者を迎えて熱心に講演会が行われました。

内容は、ヨットのための風洞試験、水槽試験、CFDと数値計算などの基本技術から、帆走性能の推定法や操縦運動シミュレーション、ニッポンチャレンジの取り組みといった帆走性能の向上に向けた応用技術、さらに大型帆船や水中翼ヨットなどの具体的な船の帆走性能や、ヨットの転覆と安全性など、セーリングヨットに関する広範囲な話題が取り上げられました。

さらに今注目を浴びている、大型船舶のCO2削減に向けた帆主機従のコンセプトの貨物帆船「ウインドチャレンジャー」プロジェクトについても詳しい紹介がありました。

また、12点のポスターと2点の展示作品が出展され、これらの説明を行うポスターセッションも行われるなど、盛り沢山な内容で終日活発な討論が交わされました。

講師陣は、それぞれのテーマについて我が国でもっとも適切と考えられる方々であり、テキストも「日本のヨット研究の普及と今後の発展を何とかしたい」という熱い思いで執筆された、本シンポジウムオリジナルのものです。

これからヨット研究を始めようとする人や、セーリングに理論的なアプローチをしたいと考えている人、そして船舶の動力源として風力の利用を考えている人達の絶好の教科書・参考書になるものと考えています。

本シンポジウムに参加頂いた方々や、ご支援いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

なおテキストは残部がありますので、購入をご希望の方は下記のセーリングヨット研究会ホームページの「シンポジウム」欄からお申し込み下さい。(増山 豊/セーリングヨット研究会座長)

セーリングヨット研究会 http://syra.aero.kyushu-u.ac.jp/index.html

ポスターセッション。右から2人目が増山豊座長

講演の様子

J-SAILING84号ができました

2010年8月25日 水曜日
 

J-SAILING84号の表紙(photo by Sachie Hamaya)

 

J-SAILING84号が完成しました。
そろそろJSAFメンバーのお手元に届くころです。

今月号の表紙は、7月に葉山で行われたエンジョイセーリングデーから切り撮ったカットです。ヨットがまったく初めてという方々の楽しそうな表情が印象的です。

巻頭では、レーザーラジアル級ユース世界選手権で2位になった土居愛実選手のレポート。このクラス堂々の2位、快挙です。
そのほか、和歌山ナショナルトレーニングセンターで行われたジュニアオリンピックカップ、スバルザカップ、パールレースなど真夏の海を彩ったレース情報が掲載されています。

また、好評をいただいている水域紹介シリーズは、鳥取県セーリング連盟の富田博司理事長にご協力をいただき、少数精鋭ながらセーリングの普及に努力されている同連盟の活動をレポートしています。

興味深いのは、スポーツ好きな子どもたちの中からセーリング競技に才能を発揮しそうな選手を見つけようという試み「タレント発掘事業」です。鈴木國央さんにレポートしていただきましたが、福岡、山口、和歌山でその試みは着々と進んでいます。

J-SAILINGは年に6回、JSAFメンバーに直接届きます。お届け先はメンバー登録時に記載された住所になりますので、住所の変更などがあった場合は所属の各団体へご連絡ください。手続きの詳細は各加盟団体へお問い合わせください。http://www.jsaf.or.jp/dantai/

122艇が参加したスバルザカップ

子どもたちの才能を発掘しようという試みです

SailRacing 2011春夏 コレクション発表会 & 暑いから楽しく飲もうぜ! ビヤパーティーのご案内

2010年8月23日 月曜日

冷たいビールで盛り上がろう(イラスト提供 http://sozai-site.com/illust/)

 

セーラーの伊藝徳雄さんから招待状が届きました。東京近辺の方のみへの情報となりますが、お読みください。

今夏、パールレー、トランス相模、トウキョウズカップ、ジャパンカップなど様々なイベントに参加され、セーラーのみなさまは様々なエピソードをお持ちだと思います。
 
そんな話をビール片手に語り合って、夏の夜をエンジョイしませんか。
「セールレーシング2011」のコレクションを見ながら、皆で楽しく過ごしましょう!
 
日時:8月24日(火)、16時~21時(予定)

会費:無料(つめたく冷やしたビールの提供/伊藝ヨットサービス)

場所:「H PLUS」
   東京都渋谷区恵比寿西1-30-16
   最寄りの駅/JR山手線「恵比寿」、東京メトロ日比谷線「恵比寿」、東急東横線「代官山」

問い合わせ先:090-3548-5410(伊藝)

近隣に駐車スペースありません 公共交通をご利用下さい。
ビールを提供させていただきますので、車でのご来場はご遠慮ください。

H PLUS http://www.hplusweb.jp/
伊藝ヨットサービス http://igei.net

セーリングキャップ&ポロシャツをプレゼント
国際交流日本ジュニアヨットクラブ競技会2010

2010年8月13日 金曜日

OP級をはじめ6クラスで競われた

国際交流日本ジュニアヨットクラブ競技会2010(共同主催/日本ジュニアヨットクラブ連盟、東京都ヨット連盟、特別協賛/東京都スポーツ文化事業団、アビームコンサルティング株式会社)が、7月30日から8月1日にかけて、東京湾の若洲ヨット訓練所をベースに行われました。

韓国、オーストラリア、ニュージーランド、日本の4カ国が参加し、OP級初級者、、OP級上級者、レーザー4.7級、ミニホッパー級、FJ級、420級で競われました。

各級で1位となった選手は次のとおりです。

OP級初級者1位/仲南(藤沢市青少年セーリングクラブ)
OP級上級者1位/Park Jae Wan(韓国)
同上国内1位(全体3位)/川戸紅葉(夢の島ヨットクラブ)
レーザー4.7級1位/Kim Chang Yun(韓国)
同上国内1位(全体2位)/村山仁美(レーザー江の島フリート)
ミニホッパー級1位/福岡寛太(山中湖中学校ヨット部)
FJ級1位/日塔和宏・櫛田佳佑(早稲田大学高等学院ヨット部)
420級1位/新谷つむぎ・景山雪奈(江の島ヨットクラブジュニア)

なお、本レースはアビームコンサルティング株式会社の特別協賛を受けていますが、同社から本ブログ読者を対象に本レースの参加者に供されたセーリングキャップとポロシャツを提供いただきました。

ご希望の方は郵便番号、住所、氏名、JSAFメンバーの登録番号、ポロシャツ、セーリングキャップのどちらを希望するかを明記のうえ、present@jsaf.or.jp宛てにメールで申し込んでください。ポロシャツは先着5人の方、セーリングキャップは先着10人の方に差し上げます。ポロシャツのサイズサイズはMのみ、セーリングキャップはフリーサイズです。

(財)日本ジュニアヨットクラブ連盟 http://www.jjyu.net/

国際交流にふさわしい和気あいあいとしたパーティ

プレゼントの一つセーリングキャップ

9月、米国ニューポートに12M級が集まる

2010年8月11日 水曜日

1977年アメリカズカップで防衛に成功した艇上のテッド・ターナー(左)とゲーリー・ジョブソン(courtesy of Gary Jobson)

 

アメリカズカップには独特の文化がある。

その昔、1958年から1987年にかけてアメリカズカップは国際12M級で行われていた。もっとも長くアメリカズカップに採用された艇種である。

その30年近くの間に戦ったのは防衛側、挑戦側合わせて80チーム。そこには艇長をはじめとする乗り手はもちろん、シンジケートメンバー、艇の設計者や建造者、チームのスタッフ、レース運営担当者やメディアの記者たちなど様々な立場の多くの人々がかかわり、それらすべてがアメリカズカップの構成要素だといってもいいだろう。

そんなアメリカズカップの12M級の関係者が集う12Metre Era Reunion が9月16日から19日にかけてに米国ロードアイランド州ニューポートで開催される。

期間中、12M級北米選手権が開催され、ここにはテッド・ターナーとゲイリー・ジョブソンが名艇<アメリカンイーグル>で登場の予定。そのほか、12M級のパレードがニューポートハーバー内で行われ、デニス・コナー、サー・ジェイムズ・ハーディー、ペレ・ペターソン、テッド・フッド、シド・フィッシャーなどアメリカズカップ伝説の人々が再会を果たすという。そのほかにも12M級映像のプレミア映写会や2度の講演会もありメニューは盛りだくさん。

さらにはアメリカズカップ殿堂というものがあって、そこにはすでに69人の人たちが殿堂入りを果たしているが、今年はそれに加えて新たに6人が加わるということでその式典が行われ、これがイベントの中ではもっともソーシアルなものになるとのこと。

この期間はニューポートボートショーも開催されており、このあたりは多くのセーリングファンで埋め尽くされることになりそうだ。

アメリカズカップ関係者の大いなる同窓会というところだが、国際アメリカズカップ級に移行してからのアメリカズカップの影はまったくなく、12M級の関係者のみで開催されるところがユニーク。前回のアメリカズカップにはかかわっていないニューヨークヨットクラブのイベントだけに、それもむべなるかなといったところか。