2010年12月 のアーカイブ

JSAFオリンピック特別委員会から 学生セーラーの皆さんへメッセージ

2010年12月30日 木曜日

目指せ世界! 写真は第75回全日本インカレのシーン photo by J-SAILING

 

JSAFホームページのオリンピック特別委員会のページに、学生セーラーのみなさんへ熱いメッセージが掲載されています。
そのタイトルは「インカレで勝利するステップとして 目標を世界に向けませんか!!」という刺激的なもの。

ここでいう世界とは「2011年 第26回夏季ユニバーシアード大会」のこと。
メッセージの趣旨は「夏季ユニバーシアード大会日本代表チーム選考会」に参加しましょうという案内です。

詳細は当該ページをご覧いただきたいのですが、セーリングの幅を広げるためにも絶好のチャンスです。
J-SAILINGの最新号(86号)では第75回全日本インカレのレポートを掲載していますが、その取材の過程で学生セーラーの熱く、一本気で、そしてハイレベルなセーリングシーンを目撃しました。

そのセーリングにかけるパッションとテクニックを日本国内だけで留めておくのは誠に惜しい。本戦の参加資格は大学または大学院に在学中の28才未満のセーラーです。

絶好のチャンス。
日本の学生セーラーのレベルが世界にどれだけ通用するのか、是非、チャレンジしてください!

 

オリンピック特別委員会  http://jsaf-osc.jp/cn06/pg20-20.html

JSAF事務局の年末年始の業務について

2010年12月28日 火曜日

 

JSAF事務局の年末年始の予定は下記のとおりです。

JSAFメンバーのみなさま、よいお年をお迎えください。

 

仕事納め : 平成22年12月27日(月) 16:30
仕事始め : 平成23年 1月 5日(水) 09:30

2010年470級 ジュニア世界選手権
後藤沙希・西山宏美組 総合3位!

2010年12月24日 金曜日

3位となった後藤沙希(右)・西山宏美組(photo by Junichi Hirai)

カタール・ドーハで17日から行われていた「2010年470級ジュニア世界選手権」(U-22)は22日最終日を迎え、日本の女子チームの後藤沙希・西山宏美組(関西大学)が総合3位(8カ国・16艇)となりました。

同級ジュニア世界選手権におけるメダル獲得は男女を通じ日本初の快挙です。

後藤沙希(艇長:関西大学4年)と西山宏美(クルー:同3年)組は予選シリーズ7戦を4-1-2-1-1-7-6と安定した順位で進み、予選で首位に立ち、上位10艇が出場する決勝戦(メダルレース)に駒を進めました。
予選シリーズは軽風のコンディションが続き、軽量コンビ(101kg)の後藤組はそのアドバンテージを利して1日のレースで首位を3回取るほどの走りを見せました。

決勝では風速が上がり、強豪のドイツチームに挟まれ苦戦を強いられましたが6位でフィニッシュ。
総合得点で2位に1点差の僅差に迫る3位となりました。優勝、2位はともにドイツでした。

なお、大会には同組の他、男子2チーム、女子1チームが出場し、後藤組の他、男女2チームが決勝に進出する健闘ぶりでした。
それぞれの成績は次の通りです。

(男子)
10位  今村 亮/内野 航太組(日本経済大学) *決勝進出
19 位  土居 一斗/外薗 潤平組(日本経済大学)
(女子)
8位   徳重 エリカ/安田 真世組(日本経済大学)*決勝進出

(JSAFオリンピック特別委員会)

大会サイト http://www.juniorworlds.470.org/470_Junior_Worlds/
成績 http://www.juniorworlds.470.org/eventsites/content.asp?id=1538&eventid=46484&stage=yes
日本セーリング連盟オリンピック特別委員会 http://jsaf-osc.jp/

本レースのメダリストたち(photo by Junichi Hirai)

1月22日開催
JSAF新年会およびアジア大会報告会のご案内

2010年12月22日 水曜日

photo by 中嶋一成

JSAFではアジア大会で金メダル3個を獲得したことなどの報告会を兼ね、下記の要領で新年会を開催いたします。

ご多忙の折りではありますが、メンバー各位におかれてはご参加いただけますようご案内申し上げます。

日   時 :平成23年1月22日(土)  18:時~20時
場   所 :帝国ホテル東京 本館3階 雅・錦の間
会   費 :10,000 円

参加を希望される方は、機関誌J-SAILINGが郵送された際に同封されている表書きの下部に、「お名前」、「参加人数」、「連絡先」などの必要事項を書き込んでファクスで返信してください。
表書きがない場合は、任意の紙に必要事項を書いてファクスでお送りください。
メールでのお申し込みも受けつけます。

お申し込みは1月17日(月)までにお願いいたします。

FAX  :03-3481-0414
E-mail :jimukyoku@jsaf.or.jp

新春から大いに盛り上がりましょう!

映画「きみがくれた未来」
ヨットがたっぷり登場します

2010年12月17日 金曜日

12月23日、全国ロードショー (c) 2010 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.

ヨット好きには掘り出し物の映画です。

いきなり冒頭からディンギーのレースシーンで始まり、その様子は臨場感にあふれ、スリリングです。

主人公チャーリー(ザック・エフロン)は弟のサム(チャーリー・ターハン)と組んでこのレースに優勝するのですが、彼は高校のヨット部の主将であり、奨学金を得て大学へ進学する予定になっている、という設定。

その後……ということで映画は展開しますが、オープン60クラスや大型のクルージングボートなどが登場し、それがストーリーにからみ、セーリングボートの登場率は最近の洋画のなかでは断トツ。

撮影にはカナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバーの海が選ばれたらしいが、この海の表情も素晴らしい。

冒頭のディンギーレースは西バンクーバーのイーグルハーバー・ヨットクラブというところで撮影されたらしいのですが、ネットで調べてみるとここはジュニアヨットクラブが充実しており、そこのディンギーが撮影に使われたようです。
ちなみに主人公の家庭は父親がいない労働者階級という設定で裕福ではないらしく、彼が乗る船は修理の跡があるボロ艇というのも面白い。

でもあのハイスクール・ミュージカルで歌って踊って飛び跳ねていたザック・エフロンがこのような地味な映画で好演しているのはちょっとした驚き。
しかし、地味とはいえ、陰影のある役柄を巧みに表現した彼の存在感、そしてヨットがうまく使われてこととも相まって、この冬お勧めの映画です。

映画サイト http://kimi-mirai.jp/

ザック・エフロン(左)とチャーリー・ターハン