2010年4月28日 のアーカイブ

OC Trackerが動き始めました
沖縄・東海レース2010

2010年4月28日 水曜日
 

OC Trackerの説明を行うレース委員会

沖縄・東海レースでは艇の位置情報を自動で定期的に通知する装置「OC Tracker」の搭載を帆走指示書で義務づけています。

28日の午後、レース委員会からレース艇にこの装置が貸与され、各艇がセッティング、位置情報のデータの転送が始まりました。

レース中、衛星経由で地上に送られるレース艇の位置情報はインターネット上で公開され、留守家族や一般にもレースの模様がほぼリアルタイムで知ることができます。レース委員会がレース艇の動向を把握する補助にもなります。この情報にレース艇からアクセスすることや、第3者経由でこの情報を得ることも認められています。

この装置は直径10cm、高さ30cm、重さ1.2kgの円筒状のもの。単体で作動し、外部からの電源供給やレース中の操作は不要で、パルピットに固定しておくだけです。

http://okinawa.toscrace.jp/から「新着情報」へ入り、「レース艇の航跡表示」をクリックし、「OC Tracker」のバナーをクリックしてください。宜野湾マリーナにもやってあるレース各艇が航空写真の中にプロットされており、レースがスタートすれば航跡が表示されるようになります。

また、28日の午後は安全講習会のつづきで救命方法の講習、艇長会議、前夜祭などが行われました。

 

28日午後の安全講習会ではAEDの使い方や心肺蘇生法のレクチャーが行われた

前夜祭では参加全チームが集合して記念撮影が行われた

いよいよ明日、スタート
沖縄-東海レース2010

2010年4月28日 水曜日

宜野湾マリーナに翻るレースバナー

沖縄県宜野湾をスタートし愛知県蒲郡をフィニッシュとする全長720マイルの長距離外洋レースが明日29日12時にスタートします。

ベースとなる宜野湾港マリーナには11艇の参加艇が結集し、最後の準備に余念がありません。当初12艇のエントリーがあったのですが、<ベンガル>が間に合わず、明日は11艇でスタートラインを切ることになります。

28日の午前中は朝からラジオチェック、安全講習会が行われ、午後には安全講習会のつづき、艇長会議、前夜祭が行われる予定です。午前中の安全講習会では実際にライフラフトを展開し、それに乗り込み使い勝手を確認、さらに搭載品をチェックするなど具体的な講習会でした。

参加艇

<弥勒2>
<HINATA-MARU>
<TREKKEE>
<COCORIN>
<貴帆>
<GUST>
<MONDAY NIGHT>
<サシバ5世>
<朝鳥>
<PETITE>
<ESPRIT>

レース概要

日 程:4月29日(木)11:55 スタート予告信号
5月05日(水)16:00 フィニッシュラインの維持
5月09日(日)12:00 タイムリミット
5月22日(土)14:00 表彰式(蒲郡市民会館)
コース:沖縄・宜野湾沖→三河湾・ラグナマリーナ沖
部 門:IRC部門(ノーマル以上)、ダブルハンド部門(IRCノーマル以上・ショートハンド)

安全講習会ではEPERBの操作についても確認

ライフラフトについて説明する真久田正さん

ライフラフトを実際に展開