アメリカズカップ・スペシャル・レポート10

2月14日 バレンシア

スペイン時間18時30分少し過ぎに、第33回アメリカズカップ・マッチの第2戦が終わり、BMWオラクルレーシングの挑戦艇〈USA〉が2勝目を上げた。

この結果、アメリカズカップは、15年ぶりに米国に戻ることになった。

マッチレースとしては、挑戦艇スキッパーのジェームズ・スピットヒルと防衛艇スキッパーのエルネスト・ベルタレッリの間に力の差がありすぎて、お粗末の一言に尽きるレースだったが、2年間にわたる両者の戦いを俯瞰すると、とても見応えのあるゲームだったとも言える。

これから記者会見に顔を出したり、あと数日こちらに滞在して、いろんな関係者たちからできるだけ多くの情報を仕入れ、最終レポートにまとめたいと思う。

今回のアメリカズカップの詳細のレポートは、ヨット専門誌の『KAZI』とマガジンハウス社の『Tarzan』に書かせていただく予定。できるだけ頑張って面白く書きますので、ぜひ読んでください。(レポート/西村一広 http://www.compass-course.com

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