RS:X級、五輪セーリングで正式種目に復活!

 

ISAF総会(11月4日~10日、アイルランド)で、RS:X級が再び五輪のセーリング競技の一種目として採用されることが正式に決まった。

今年5月のISAFミッドイヤー・ミーティング(イタリア)で、リオ五輪でRS:X級からカイトボード級への変更が決定されたが、あまりにも唐突な変更決定に、日本を含め様々な国、協会からRS:X級の復活を望む声が噴出した。

そしてISAF総会の最終日、JSAFをはじめ各国のナショナル・オーソリティが、「多くの国々でウインドサーフィンが普及していること」、「ISAFユースワールド、ユースオリンピックなどのジュニア世代以降の選手育成システムが構築されていること」、さらに「そこから輩出された五輪を目指す多くの若い選手の希望が失われること」を再度、協力に訴えた。

結果、最高決定機関の投票にて、RS:X級の復活が決定した。

青天の霹靂とも思える5月の決定で、ウインドイサーフィンで五輪を目指す多くの国々が途方に暮れたかに思えたが、今回の決定で安堵したのではなかろうか。リオ五輪へ向けての日本選手の奮起が期待される。(日本ウインドイサーフィン連盟 広報担当・秋元大)

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