女性、小中学生、障害者を対象としたセーリング教室を開催

スリリングな風の中,初めてのセーリングを体験

8月7日及び8日、日本財団の助成事業として日本セーリング連盟・神奈川県セーリング連盟主催のセーリング教室が江の島で開催された。

この事業は 、対象を普段ヨットに乗ったことのない女性と小中学生、障害者を対象としたもので、体験希望者と父兄の合計120名のなか、ほとんどの受講生が、はじめてセーリングを体験した。

7日の風はMAX9mとなり、スリリングにとんだセーリングの面白さを体験した。
また、翌日は2~3mの風となり、初日とはうって変わって夏の一時をセーリングで楽しんだ。

初日はヨットの走る仕組みを簡単に講習。
その後、できりだけ多くセーリングを体験してもらうためにOP、シーホッパーSR、アクセスディンギーにわかれ体験乗船。

通常のヨット教室と異なり、ディンギーのインストラクターとしてジュニアセーラーを起用。
普段教えられる立場である地元のジュニア、ユースセーラーが、逆に教えることの難しさを体験したことも一つの収穫となった。
また、8日の午後はセーリングクルーザーでのセーリングを体験した。

多くの参加者からは、「ヨットの面白さがよくわかった」「来年もぜひ参加してみたい」「とってもいい体験をした」などの声が多く聞かれた。
神奈川県セーリング連盟では、今後もセーリングの普及に向け、こうした活動を毎年継続して実施していく意向である(レポートと写真/榊原 和久)。

参加者全員の集合写真

インストラクターとしてジュニアセーラーを起用

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