2010年光ウィーク高校ヨット選手権。
風に恵まれ、熱戦を展開

2010年光ウィーク高校ヨット選手権の入賞者たち

2010光ウィーク高校選手権が4日間の日程を終了しました。4日間でFJ級が12レース、シーホッパー級SRが11レースを行い、FJ級は帆走指示書に示された最大レース数を消化したことになります。

風の状況は、26日WNW 10m/s、27日WSW 3m/s、28日WSW 5m/s、29日 North~NNW 6m/sで、強風によりレースが中止されたこともありましたが、4日間ともよい風に恵まれてレースを行うことができました。

レースでは、スタート前や下マーク回航のルームのせめぎ合いなどが印象に残りました。今回のレースは下マーク(3マーク)にオフセットマークが設置されていること、コースが多岐にわたっていたことも各選手にはよい経験となったと思います。

光ウィーク高校選手権はシーズン前の強化合宿として始まりましたが、この選手権を通じ、各選手これから始まるシーズンに向け冬季の練習で得た自分のスキルがどのあたりに位置しているのかを確認することができ、インターハイに向けた練習ポイントなども発見できたであろうと推察します。

今年の光ウィーク高校選手権は他の大きな大会と日程が重なり、残念ながらエントリー数が少ない状態でしたが、来年2011年の光ウィークには奮ってのご参加お待ちしております。各選手の今後の更なる活躍を祈念します。(本木 久也/山口県セーリング連盟、大島商船高専ヨット部顧問)

総合成績

FJ級
優勝 小泉 颯作・石田 爽介(光高校)
2位 平松 良洋・杉浦 伸吾(碧南セーリングクラブ)
3位 奥村 文嗣・川田 聖也(高松工芸高校)

シーホッパー級SR
優勝 山本 康司(大島商船高専)
2位 横山 功一郎(山陽高校)
3位 平岡 拓洋(米子工業高専)

FJ級、最終レース。トップ艇が優勝チーム

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