「Q-Ton World 記念カップ」が
「EVERYTHING EVERYTHING」に授与されました

EVERYTHING EVERYTHINGチームのメンバー

Qトンカップを囲むEVERYTHING EVERYTHINGのメンバー

1978年、10カ国48艇が参加して開催されたクォータートン世界選手権大会の記憶を後世に残すために制作された「Q-Ton World 記念カップ」の第3回(2012年)受賞艇にJSAF外洋湘南所属・葉山マリーナヨットクラブ「EVERYTHING EVERYTHING」(エブリシング エブリシング)が選出されました。

3月23日、同大会の運営委員長をつとめた石原裕次郎氏ゆかりの葉山町森戸にてカップ授与式が行われました。

このカップは大会30周年を記念して開かれた「記念祭り」の余剰金と祭り実行委員会有志の寄付によって制作され、併せて同カップ贈呈委員会(委員長:山﨑達光〔当時:大会レース委員長・現:日本セーリング連盟名誉会長〕)が発足、本年も所定の贈呈規定に基づき第3回受賞艇が選出されるに至りました。

カップ贈呈規定には「スタートもしくはフィニッシュが相模湾の外洋レースにおいて“当該年度に最も勇敢で優秀な成績を収めたJSAF登録艇(あるいはオーナー)”の中から贈呈委員会が選考して贈呈される」と記されています。

「受賞コメント」

葉山マリーナヨットクラブ、葉山マリーナ、リドガードセイルの吉川社長、糸賀さんなど普段艇の維持にお世話になっているみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。艇は面倒をみていただくプロの方々がいないと楽しめないと思います。

20年以上前、艇の上で田中良三さんや吉川誠一さんといったセーリングの大先輩たちから、1978年のQトンワールドの話はよく聞いていました。とんでもないレースをやったと、その話を憧れのように聞いていたのが、現オーナーの安田大助や森田武志です。

その後、ご縁があり相模湾に艇を浮かべることができました。あこがれの大島、神子元島、三宅島を舞台にレースができることだけでわくわくしていたのです。

大変な逸話のある本カップを今回受賞させて頂いたことは、われわれにとって大変な、まさに望外の喜びとなりました。これからも本カップ受賞の喜びを糧に苦しい楽しいセーリングを継続していきたいと思います。ありがとうございました。(岩村康次)

相模湾を走るEVERYTHING EVERYTHING

相模湾を走るEVERYTHING EVERYTHING

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