2010年7月16日 のアーカイブ

東京六大学OB戦 東京大学が優勝

2010年7月16日 金曜日

現役時代もかくやと思われる熱い戦い

7月10日、東京六大学OB戦が行われました。

このレースは東京六大学OBの懇親を目的に、毎年7月の第2土曜日に葉山マリーナの30ftクルーザーをチャーターし、OBによる対抗戦を開催するものです。

今年で10年目を迎えますが、OBレースと言えばビールを片手にのんびり……と思われるかもしれませんが、この対抗戦は現役時代もかくやと思われる熱い戦いを繰り広げますし、レース中は禁酒というOBとしては信じられぬほど節操のある戦いです。
もちろんレース終了後のパーティではおおいに飲み六大学の懇親を深めています。

今年の成績は以下の通りですが、法政大学の3連覇を東京大学が圧倒的な走りで阻み、優勝いたしました。

優勝 東京大学
2位 法政大学
3位 立教大学
4位 明治大学
5位 早稲田大学
6位 慶応大学

今年は南の7~8mの風でエキサイティングなレースとなりましたが、みなさん現役時代にタイムスリップし、本気モードでおおいに楽しんでおられました。

今後も老いて(若いOBもおりますが……)ますます盛んなところを現役に見せたいと思います。
本年度運営当番校でレース委員長を務めました法政大学OB羽田誠のレポートでした。

開会式で早くも胸が熱くなる

 

パーティでのエール交換

日本舟艇工業会の会長に梶川隆さんが就任

2010年7月16日 金曜日

JSAFは毎年ボートショーにブースを出展し、普及活動やノベルティグッズの販売を行い、時にはステージイベントでセーリング関係のトークショーなどを行っています。

そのボートショーの主催団体である(社)日本舟艇工業会の会長に梶川隆さんが就任されました。

(社)日本舟艇工業会はボートメーカーで構成されている団体。ボートショーの開催のほかに「『ライフジャケット着用宣言』キャンペーン」「FRP船リサイクルシステム」「『うみの駅』合同クルーズ」「ミニボートフェスティバル」「マリンウィーク」などを主催、共催、運営し、日本のプレジャーボートに関する振興、安全、普及などの活動を行っています。

セールボートだけを対象にしたイベントや事業は多くないので、セーラーからするとボートショー以外ではあまり馴染みがないのですが、船の安全、普及などの分野でJSAFの活動とリンクすることの多い団体です。

昨今の経済環境の悪化から販売が低迷し、他業種同様に不況感が強いボート業界。それでも海で遊ぶ人はなくなりはしません。いたずらに外見がカッコいいだけで船に乗る人の数は減ったかもしれませんが、しんどくても、汚れても、お金がなくても船の遊びから離れられないコアなボートファンは定着しています。そんな人たちに受け入れられるボートをメーカーとしては造ってもらいたいもので、そこでセールボートの比率が少しでも増えれば我々とはうれしい限りです。

新たに会長に就任された梶川さんは2005年~2009年までヤマハ発動機株式会社の社長を務めた方。新入社員の当時はマリン事業部に配属され、プレジャーボートに造詣が深く、仕事柄、海に関する遊びは数多くこなされました。梶川さん自身ヨットレースに親しんだことはないそうですが、海外赴任中にはクルージングを楽しみ、ヤマハ発動機が世界一周レースやアメリカズカップに参画したときには担当部署におられたそうです。セールボートの楽しみ方を知る梶川さんの舟艇工業会での舵取りに期待したいと思います。

日本舟艇工業会 http://www.marine-jbia.or.jp/
なお、来年のジャパンインターナショナルボートショーは2011年3月3日から6日にかけて、横浜パシフィコで開催予定。

日本舟艇工業会の会長に就任された梶川隆さん